悲しみを乗り越えて - ねーねー、いっしょに遊ぼーよぉ

新年が明けましたが、我家では年末に祖母がなくなりました。
私が赤ちゃんの頃から一緒に暮らし、
仕事をしている母に代って私を育ててくれました。
眠れないときはおばあちゃんの布団で一緒に寝ました。
畑で野菜の種を毎年一緒に植えました。
お父さんに怒られた時はいつも私をかばってくれました。
着物の着付けや縫物の仕方を教わりました。
見せると褒めてくれるのが嬉しくて夢中になりました。
私が成長し大きくなってからは意見や考えが合わずに
ケンカをして困らせたこともありました。
お花が大好きで、オシャレが大好きで、デパートが大好きで、
料理も得意で、きれい好きで、人の世話をするのが好きで、
ドラマを見てはすぐに泣き、おっちょこちょいなところもあったけど
たくさんのことを教えてもらいました。
最後は看取ることができなくてごめんなさい。
私には旅立つおばあちゃんの姿を見る勇気がありませんでした。
長い間おつかれさまでした。
そして大きな愛情をありがとうございました。

初七日も無事終わり、おばあちゃんのおかげで、
日頃会えない遠い親戚も近くの親戚も
みんなと会うことができました。
人だけじゃなくワンコやニャンコも来てくれました。

そしてもうひとつ、悲しい出来事がありました。
隣に住んでいた、いとこの家のワンコちゃんが年が明ける前に
老衰のため亡くなりました。
とても賢く穏やかで気品のあるキャパリアのカンナ。
いつもおばちゃんのエプロンに包まれて抱っこされている姿を
思い出します。
17歳の大往生でした。
カンちゃん、たくさんの思い出をありがとう。

マロンくん。とっても童顔だけどもう2歳の立派な青年です。