世の中は甘くないのさ

午前中、ベティのワクチンをしに動物病院へ行ってきた。
隣に座った他の飼い主さんに甘え、
先生たちみんなの顔を舐め、
楽しくて嬉しくてしょうがないベティ。
一度、人間に放棄され、住む家を転々と変えてきたベティ。
それでも人間が好きで好きでたまらないベティ。
ベティ、一生一緒にいようね。
一生うちがあんたの暮らす家だからね。



ベティおかえりっ。 病院どーだった?
注射するとかっておやつ食べてる間に終わったみたい。
注射っておやつのことなんだね。

ああ、あれね。  でもなんかダマされてるような気がするんだよね。
あとね、あたち体重が14キロもあったの。  太ったみたい。
ネネちゃんは?

16キロ。
・・・。 

骨太なんだねっ 
ベティはやさしいねっ。

あのね、病院でみんなに何犬ですか? って聞かれたよ。
ベティ、何犬なのぉ?

うんとね、お父さんがタヌキでお母さんがツキノワグマだよってパパが言ってた。
へぇー。  お母さんのほうがデカイんだね。

あたちはね、お父さんがシロクマでお母さんがアザラシだよってパパが言ってた。
ネネちゃん、だから足がデカイんだねっ



午後はいつものドッグランへ。
ベティはワクチンを打ったので母と留守番。
ネネはもう車の中でソワソワしなくなった。

おりこうさん。

時々自分も運転手気分。



ドッグランは小型犬ばかり。




自分よりちっちゃいワンコに吠えられるネネ。

また吠えられた。
あんたが一番デッカイのにねっ(笑)
世の中は厳しいのだよ、ネネ。

ベティがいたらなあ・・・



早く帰ってベティに会いたいよお・・・