ドッグラン三昧

昨日、雪が溶けた団地公園へ行ってきた。
いつもは小学生がうじゃうじゃして賑わっているこの公園も
午前中ということで誰もいない。
やったね、貸切っ!!!



2人とも走る走る。
この団地公園にはドッグランがある。

狭っ!!!
まあ、小型犬用なのだろう。
とりあえず入ってみる。

地面は砂だ。
なんか嫌な予感が・・・。

ちょっと、ベティ、何やってる。

ベティってばっ!!! やめてっ!!!

きもち〜いっ
う゛お゛ーーーーっ(泣)
帰ってから即シャンプー。



午後からはいつものジョイフルのドッグランへ。
いろんな人がこの2人を珍しがって寄ってくる。
「わぁ〜、綺麗な犬ですねー、種類は何ですか?」
「雑種です」


「あらぁ〜、綺麗〜、何犬ですか?」
「雑種です」


こんなやりとりを何度も繰り返し、また人が来た。
「雑種です。」


声を掛けられた人には必ず私は付け足す言葉がある。
「この子たちは人間に捨てられた子なんです。
世の中にはこんな子達がたくさんいるんです。」と。



今日も午前中から庭へ。

昨日庭にひいておいた「まさ王」も固まった。
この上にシートをひくのだ。

あんたたちはこっちにいてね。

なんだこれ。
ホタテの貝殻です。
よくわかんないけど、ママの趣味だから気にしなくていいよ。

あっ、レンガ倒したでしょっ!!! ママに怒られるぞ。

知ーらないっ

あの人は誰だ?

マンションの1階のTさんと母はおしゃべり中。
だいたいの1階の人たちとはよくこうやって塀越しにつき合いがある。
ここら辺には野良猫がたくさんいる。
普段は人間を警戒し、人間を見たら隠れる野良猫なのに
このTさん宅のベランダにだけ寄ってくる。
よく日向ぼっこしている。
去年の秋、お腹の大きい母猫がベランダにいた。
Tさんの姿を見て逃げようとしたので
Tさんが「あんたどこ行くの。ここで産んでもいいよ。」と言うと
母猫は振りかえりゆっくりと戻ってきたそう。
Tさんはベランダに団ポールで巣を作り暖かい毛布も入れてあげた。
そして母猫は無事に7匹の子猫を産んだ。
残念ながら2匹は死んでしまったが、残りの5匹は飼い主さんが決まった。
以前Tさんのお宅におじゃましたのだが、
母猫はTさんにだけ体を触らせ、
Tさんが話しかけると「にゃぁ〜ん」と答える。
まるでTさんの言葉がわかるかのように会話をしているみたいだった。



それがこの春、なんとまた母猫がTさんのベランダで子猫を産んだそう。
やっぱりか・・・。
嬉しいのになんか悲しい。
どうしよう・・・。
Tさん自身も家の中で白いデッカイ猫を飼っている。
そんなにたくさんは面倒はみれない。
Tさんは私に「今回は真っ白い子もいるのよ」と嬉しそうに言っていた。
このあたりに真っ白い野良猫はいないぞ。
父親はどの猫だ。
まさかTさんちの・・・。
でもあの猫は確かもう老猫だからそれはないか。



と噂をすれば

ベティが興奮している先に猫が。

これがこのあたりのボス、通称「のっし父さん」。
よく母が庭にいると少し離れたところからこちらを見ているそう。
今では人に慣れて母がいてもゴロ〜ンと横になって寝ていたりするそう。
貫禄があって腹が据わっていて、のっしのっしと悠々と歩く姿から
Tさんが「のっし」と名付けた。

父さんや、あんたの精力には困ったもんだよ。
でもこれが生きてるってことなんだよね。




グリーンの芝生シートひいたぞ。
水が通る芝生だから雨でもビチャビチャにならない。
今日はここまでっ。

もうガウガウ始まった・・・。
次は柵で囲むからね。
そしたらリード外してあげれるから。
もう少し我慢してね。



家に入って2人をハウスに入れて掃除機、掃除機。
ネネが狂ったようにオンオン吠える。
気にせず掃除機をかけていたら
ソファの前にゲロがあった。
雑草ばかり食べていたベティが吐いたのだ。
わたしがそれを見つけて「あらっ」と言った瞬間
ピタッとネネの吠えは止まった。
そっか、そっか、ネネ、あんた教えてくれてたんだね。

ありがとね。